13時半にM子さんと長良公園で待ち合わせてから、アクアトトぎふへ向かった。さっそく昨日買ったジャケットを着て出かけたのだけれど、ジッパーがうまく締まらなかったのであきらめて前をあけたままにしていたら寒かった。アクアトトぎふは、入るとまずエレベータで4階まで上がり、そのあと順番に下の階へ降りていくという、越前がにミュージアムと同じ仕組みになっていた。淡水魚専門の水族館だけあって、アメリカザリガニが飼育されている水槽が堂々と並べられている等、ただの便器にサインをして美術館に展示するのと近いものを感じたりもしたけれど、そうやって見学者たちに「この水族館はこの程度か…」と思わせておいたところへ、かわいいカワウソを登場させるといった狡猾さには感心させられた。長良川上・中・下流ときて、その次がコンゴ川アマゾン川と続く構成にも、惹かれるものがあった。
 

三枚目は高速で回転するカワウソの写真。水族館に着くまでの車内で、少しずつ敬語を使う量を減らしていき、高速で回転するカワウソをふたりでみている頃には、ほとんど敬語を使わずにおしゃべりができるようになったのに、帰りの車内や、夕食を食べたレストランではまた敬語が増えてしまった。「また来週も会いたい」と言おうと思っても、なかなか発声できず息苦しい思いをしたし、発声できたときにはやはり敬語だった。夕食はコンビネーション・サラダと生ハムのパスタ。生ハムがしょっぱくておいしかった。