セブンイレブンで買った干し梅を食べながら地図の色塗り。飽きてきて、年末に届いたジョン・カサヴェテス監督の『ビッグ・トラブル』をみた。冒頭でメロディーを口ずさむ三兄弟にじわじわ寄っていって画面右側に座っているひとりに迫っていくところとか、タイトルの文字がシューっと小さくなっていきながら、三兄弟が家の外に出るところを横に動きながらすこしだけ追いかけるところからわくわくした。三兄弟はこのあとあまり出番がなかったけれど、ジープで登校するところだけでもおもしろそうな兄弟だった。あと、保険会社の社長室に社長の巨大な肖像画があって、机の下にあるスイッチを押すと肖像画がウィーンと上がっていく仕掛けも楽しい。全体的に室内のシーンが多かったので、『こわれゆく女』の海辺のシーンがみたくなった。
DVDをみ終わって、テレビに切り替えるとちょうど「ゲームセンターみたいな帽子屋さん」をやっていた。DVDをみたりテレビをみたりしているうちに夜になってしまい、外出しないまま一日が終わった。そういえば昨日、空から「初詣は近所の氏神さまから」といった放送が聞こえてきて見上げるとヘリコプターではなくセスナ機が飛んでいた。近所の神社が共同で流している広告らしい。調べてみたら、放送飛行のよく聞こえる範囲は高度300m、放送速度時速90km/H、一旋回500m〜1000とのこと。飛行料金は30分40,200円〜とあったけれど、会社によって差があるのかもしれない。