以前『
死霊のえじき』をみた時にも思ったけれど、全体的に室内がだだっ広くて人物が小さくみえるところが好き。
神戸港でのアクションシーンなんて、空撮でボンドが豆粒みたいなサイズになったりしてすごくいい。火山の中にある秘密基地は実物大のセットを作って撮影したというから、すごく豪華で贅沢な映画だと思った。ボンドが生きるか死ぬかの大ピンチや、女をとるか仕事をとるかという葛藤みたいなものはほとんどなく、クレイ
ジーなストーリー展開のほうが前面に出ている感じで楽しい。
参考にしたい点
- 魅力的な女性を三人程度登場させる
- 女性といい雰囲気になったかと思うと騙されてピンチに
- 上海からスタートするところ
- 怪しい船の名前が「ning-po(ニンポー)」
- 写真の中にマイクロ写真
- カーチェイスの際、ヘリから強力な磁石をぶら下げて敵の乗った車をつるし上げ、東京湾に落とすという軽やかな発想
- 「私はタナカ。タイガーと呼んでくれ」という少々無茶な名乗り方
- 罠の基本は落とし穴(落とし穴の先に秘密基地など)
- 忍者道場(既存の忍者のイメージに捉われず、剣道、空手、射撃等を取り入れる自由な発想)
- 100人の忍者部隊
- 偽装結婚