FP2級の試験を受けるために、池下へ。地下鉄の車内にFPの参考書を読んでいるひとが何人かいたし、改札を出たあたりにも受験票に記載された地図を眺めているひとたちがいたので、後についていけばいいと思い、どうせ後をつけるならきれいな女の人の後を、とスカートがひらひらするのをみつめながら歩いていたらいつの間にか会場を遠く離れて今池まで来てしまった。女の人はきれいだったけれど、受験者ではなかった。
以前東京に遊びに行ったときも、朝ホテルを出て駅に向かうときに(朝からカツカツと早足で歩いているひとは駅に向かっているに違いない)と思い地図も見ずにきれいな女の人の後についていったらカツカツと料理専門学校に入っていったのでああ違ったと思ったことがあり、同じ失敗を繰り返していてよくないと反省した。午前の部の学科試験だけ受けて、午後の部の実技試験の勉強はまったくしていなかったので受けるのはやめて、栄へ出て思いきり買い物することにした。最初からそのつもりだった。クレアーレビームスでチープ・マンディのパンツを一本と、カットソーを二枚、そのあとパルコのタワー・レコードでCDを一枚、ラシックのカンペールで靴を一足、クレジット・カード一括払いで買って帰った。夕方学科試験の自己採点をしてみたら合格点まであと四問分足りなかった。2日しか勉強しなかったのがいけないと反省した。今日の浪費については反省していない。